サポートされるデータ ソース

Spatial モジュール は、さまざまなデータ ソースの空間テーブルおよび非空間テーブルをサポートします。

表 1. サポートされるデータ ソース

データソース

空間テーブル

非空間テーブル

XY テーブル

JDBC 不可 読み込み/挿入/更新/削除 読み込み/挿入/更新/削除
SAP HANA 読み込み/挿入/更新/削除 読み込み/挿入/更新/削除 読み込み/挿入/更新/削除
Oracle 読み込み/挿入/更新/削除 読み込み/挿入/更新/削除 読み込み/挿入/更新/削除
MS SQL Server 読み込み/挿入/更新/削除 読み込み/挿入/更新/削除 読み込み/挿入/更新/削除
PostGreSQL/PostGIS 読み込み/挿入/更新/削除 読み込み/挿入/更新/削除 読み込み/挿入/更新/削除
GeoPackage 読み込み/挿入/更新/削除 読み込み/挿入/更新/削除 不可
ビュー 読み込み 読み込み 読み込み
テーブル形式 (ファイルベースのデータ ソース)
Shape ファイル 読み込み 不可 不可
MapInfo TAB 読み込み/挿入/更新/削除1 不可 不可

特殊なテーブルとしては、ラスタ、グリッド、および .TAB のシームレス バージョンなどがあります。ビュー テーブルもサポートしています。ビュー テーブルは、他のビュー テーブルを含む 1 つ以上のデータ ソースからの情報のサブセットです。ビューは、MI SQL Select 文を使用して作成します。

空間テーブルには、テーブルをマップ上にレンダリングしたり、空間クエリで使用したりできるようにするジオメトリ列が含まれています。空間情報は、Spatial モジュール がデータ タイプを理解するために読み取る MAPINFO_MapCatalog に保存できます。MAPINFO_MapCatalog がそのデータベースに対して存在しない場合、Spatial モジュール はデータ ソースから直接データ タイプを取得します。
位置 (ポイントなど) を表す X 座標と Y 座標の列を含む非空間テーブルは、ポイント ジオメトリだけで構成される空間テーブルとして表現できます。非空間テーブルを表すためのメタデータは、MapCatalog から取得するか、名前付きテーブル定義の一部を使用することができます。名前付きテーブルについては、『 Spectrum™ Technology PlatformSpectrum Spatial ガイド 』 ( support.pb.com) の「リソースおよびデータ」セクションを参照してください。

Spatial モジュール は、カスタム データ ソースにアクセスするための拡張データ プロバイダ API もサポートしています。これは、ようこそページの [Spectrum Spatial] セクションにある [サンプル アプリケーション] からダウンロードできます。

1 挿入、更新、削除は、Windows オペレーティング システム上でのみネイティブ TAB および拡張ネイティブ TAB (NativeX) ファイルに適用されます。