ビュー

ビューとは、MI SQL クエリで定義されたテーブルのタイプです。これは、リクエストの有効期間中に存在するビューと同一ではありません。ビュー テーブルは単一テーブルのサブセットでもよく、また、複数テーブルを結合してビュー テーブルを作成することもできます。ビュー テーブルは、Spectrum Spatial でサポートされるすべてのジオメトリ データ タイプ、つまり、Point、LineString、Polygon、MultiPoint、MultiLineString、MultiPolygon、Collection をサポートします。

ビュー テーブルは必ず読み取り専用です。したがって、挿入と更新の操作はサポートされていません。

MI SQL の最適化

クエリの実行では、パフォーマンス、メモリ、スケーラビリティの問題の緩和を目的として、2 つのクエリを 1 つのクエリにまとめることが試行されます。そうすることによって、クエリ全体 (ビューを定義するクエリ) とそのビュー上のクエリが完全にデータ ソースにプッシュされる可能性が高まります。

ただし、以下の場合には 2 つのクエリをまとめることはできません。

  • 内部クエリに LIMIT が含まれる
  • 内部クエリに OFFSET が含まれる
  • 内部クエリが集約クエリである

Feature Service または Mapping Service を使用して名前付きビュー テーブルを作成したり、ビューを使用したりする場合は、この制限に注意してください。

詳細については、付録のデータ ソース プロバイダへのクエリの委任を参照してください。

XY テーブルのサポート

ビュー データ ソース プロバイダは、XY テーブルを読み取り専用のデータ ソースとしてサポートします。