Spectrum Spatial™ Manager では、データベース (JDBC) またはファイルシステムの名前付き接続を作成できます。
Spectrum Spatial™ Manager で接続を作成するには
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接続を作成するリポジトリ内の場所に移動します。この場所は、その接続を使用することになるデータソース (TAB ファイルなど) が含まれているフォルダでなければなりません。つまり、該当するリソースの下位ではなく上位にあるするものでなければなりません。
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ツールバーにある [作成] ドロップダウンで、[接続] を選択します。
注: 適切な権限がない場合、この要素は無効になっています。
[接続の作成] ページが表示されます。
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接続の名前を入力します。その名前を持つ別のフォルダが存在する場合は、Spectrum Spatial™ Manager によって警告が表示されます。その場合は、別の名前を入力する必要があります。名前は大文字と小文字が区別されます。また、文字 \ / : [ ] | * { } " を使用してはいけません。
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接続タイプを選択します。
オプション | 説明 |
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ファイル システム | TAB ファイルなどのファイルベースのデータソースには、ファイルシステム タイプを使用します。 参照ボタン をクリックして、サーバー ファイル システム上でデータソースを格納しているフォルダを選択します。または、[ソース フォルダ] フィールドにフォルダのパス (例えば、C:\data) または UNC パス (例えば、\\localhost\share) を入力します。UNC パスは Windows でサポートされています。 注: フォルダが見つからない場合は、 管理者に問い合わせてファイルサーバー レベルで制約が設けられていないかどうかを確認してください。このフォルダに対するアクセス権が必要です。 |
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データベース | JDBC データベース (Oracle、PostGIS、SAP HANA、または SQL Server) をデータソースにする場合は、データベース タイプを使用します。
- データベースに対する JDBC 接続の URL を指定します。この URL は、jdbc:subprotocol:subname という形式です。例:
- Oracle— jdbc:oracle:thin:@oracle.example.com:1521:pbspatial
- SQL Server—jdbc:sqlserver://sqlserver.example.com:1234;databaseName=pbspatial
- Postgres/PostGIS—jdbc:postgresql://postgres.example.com:1433/pbspatial
- SAP HANA—jdbc:sap://saphana.example.com:9876
- 汎用 JDBC —jdbc:mysql://mysql.example.com:3306/pbspatial
JDBC 接続の URL 形式固有の情報については、データベースの Web サイトを参照してください。
- [ユーザ名] フィールドで、データベース リソースに接続するユーザを指定します (オプション)。
- [パスワード] フィールドで、データベース リソースに接続するユーザのパスワードを指定します (オプション)。
- [プロパティ] フィールドで、必要に応じて、データベース固有の接続プロパティを指定します。接続文字列に追加できるプロパティ名と値のタイプについては、データベースのドキュメントを参照してください。例えば、プロパティ値 networkProtocol とキー tcp を追加できます。
- [テスト] をクリックして、接続が有効であることを確認します。
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[Create] をクリックします。
名前付き接続の詳細ページが表示されます。また、代わりにこの接続を使用するために更新可能なインライン参照を使用している名前付きテーブルが存在する場合は、ページの一番上にメッセージが表示されます。この接続を使用して名前付きテーブルを更新するには、そのリンクをクリックします (接続を使用すべき理由の詳細については、接続を使用する利点 を、手順については、インライン名前付きテーブルに対する接続の適用 をそれぞれ参照してください)。詳細画面では、作成した新しい接続に名前付きテーブルを追加することもできます (複数のテーブルの作成 を参照)。