データソースの変更

Spectrum Spatial™ Manager では、ファイルベースの名前付きテーブルのデータ ソース、またはデータベースやビュー テーブルのプロパティを編集できます。ただし、名前付きテーブルに対する変更権限が必要です。テーブルの接続、データソース、または可変性フラグを変更できます。XY テーブルの場合は、XY 列、座標系、および表示スタイルを変更できます。ビュー テーブルの場合は、MI SQL クエリを変更できます。また、壊れているテーブルを修復することもできます (例えば、ファイルベースの名前付きテーブルに対して指定されたファイル パスが存在しない、ビュー テーブルに対する SQL クエリが無効、データベースの名前付きテーブルに対するスキーマまたはテーブルが存在しない、など)。編集を行うと、新しいパスまたはデータベース接続 URL を反映して、変更された名前付きテーブルを参照する他のリソースが更新されます (それらに対しても変更権限を持つ場合)。これによって、リソース間の参照と、変更されたリソースに割り当てられている権限が維持されます。

注: 接続の代わりにインライン参照を使用している名前付きテーブルは、編集できません。名前付きテーブルが接続の代わりにインライン (直接) 参照を使用している場合は、ページの一番上にメッセージが表示されます。接続を使用するようにテーブルを更新するには、そのリンクをクリックします (接続を使用すべき理由の詳細については、接続を使用する利点 を参照してください)。既存の接続を選択するか、新しい接続を作成するようにを求められます。さらに、その接続をこのテーブルに適用します。また、この接続によってその他のテーブルを更新することもできます。その後、テーブルを Spectrum Spatial™ Manager で編集できます。ただし、インライン参照を使用しているテーブルは依然として Spectrum Spatial サービスで使用できます。

Spectrum Spatial™ Managerで名前付きテーブルを編集するには

  1. 変更するテーブルを選択します。
    テーブルの詳細ページが画面の右側に表示されます。
  2. [リソース情報] タブ (データソースの隣) で、[変更] をクリックします。
    注: 十分な権限がない場合、または名前付きテーブルが接続の代わりにインライン参照を使用している場合、このリンクは使用できません。
    ビュー テーブルの場合は、詳細ページの [データソース] タブで MISQL フィールドが編集可能になります。それ以外のテーブル タイプの場合はすべて、[データソースの変更] ページが開きます。このページには、[テーブルの作成] ページと同じフィールドがあります。
    注: 可変値の変更については、データ ソースの可変性を参照してください。
  3. ビュー テーブルを編集する場合は、[データソース] タブ内の MI SQL クエリを変更して検証した後、 をクリックします。それ以外のすべてのテーブル タイプの場合は、[データソースの変更] ページで必要なすべての変更 (例えば、新しい接続またはデータソースの選択や、可変性フラグの変更) を行った後、[保存] をクリックします。これらのフィールドへの入力を完了する方法の詳細については、テーブル作成用の対応する手順 (テーブルの作成XY テーブルの作成、および ビュー テーブルの作成) を参照してください。データソースを変更する際に、新しく選択したものが異なるテーブル構造を持つ場合は、Spectrum Spatial™ Manager が警告を発します。その操作によって、他のリソース (レイヤ、マップ、またはタイル) やそれらのリソースを使用するデータフローなどが切断される恐れがあるためです。

    確認ダイアログが開き、その名前付きテーブルの変更によって影響を受ける可能性のある他のリソースに関する情報が表示されます。リンクをクリックして、関連するリソースを新しいタブで開き、編集を続行するかどうか判断することができます。

    注: Spectrum Spatial™ Manager は、ビュー テーブルの編集時に他のリソースに影響があるかどうかを警告しますが、クエリ内の Obj (空間) 列がビュー テーブルに含まれない場合に、レイヤまたはマップのレンダリングが切断されてしまうことは警告しません。
  4. [保存] をクリックします。
    変更されたテーブルの詳細ページが表示されます。